車高を高くして室内空間を広げたハイトワゴンと呼ばれる軽乗用車で

車高を高くして室内空間を広げたハイトワゴンと呼ばれる軽乗用車で、自動ブレーキをはじめとする安全装備を充実させる動きが広がってきた。ホンダは1日に発売した新型「N―BOX」で、ミニバンなどに先行搭載してきた安全運転支援システムを原則として標準装備。他メーカーの主力軽自動車でも、安全装備を「売り」にするケースが増えている。

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 軽ハイトワゴンは、子育て中の家族らに人気がある売れ筋商品だ。ホンダは、衝突軽減ブレーキなどの機能をセットにした「安全運転支援システム」を新型車に順次、標準装備していく方針。軽では今回のN―BOXが初採用となった。

 価格は支援システムを搭載しない場合(オプションで選択可能)より約7万円高くなるが、他メーカーのライバル車に比べて弱かった安全装備を強化。前進時だけでなく後退時にも作動する誤発進抑制機能も、ホンダ車で初めて搭載した。

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 ライバルメーカーの軽ハイトワゴンでは、ダイハツ工業が主力車「タント」で2013年から衝突回避支援ブレーキと前進時の誤発進抑制機能を搭載したモデルを設定。15年には後退時の抑制機能を追加し、その後も安全装備の性能を向上させている。

 スズキも「スペーシア」で、安全装備を標準搭載したモデルを発売。誤発進抑制機能は後退時には対応していないが、燃費性能はタントやN―BOXを上回っている。